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            初級 No.001/365
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 『英語力』とは、
  「自分の言いたいことを英語に直すことができる力」のことです。

 英文を読むだけではこの英語に直す力はほとんどつきません。
  日本文を軸にして、そこから英文を導き出す方法をお教えします。

 どなたでも容易に理解でき、極めて効果的に英文を正しく書けるようになり
  人もうらやむ『本当の語学力』が身についてきます。

 何事も基礎が大事なのです。基本の基本から始めます。

 ★今日の課題----------------------------------

  「私は歩きます。」
  ______________________________________________

 ■さばきのポイント

 何はともあれ、とにかくまっさきに
  「主語」を見つけることがどんな場合でも必要です。
  「は」とか「が」のつく語が「主語」と考えれば当分は間違いありません。

 したがって今回の主語は「私」と言うことになります。
  これを英語では『 I 』といいます。

 次に必要なのは「結語」とおぼえましょう。
  多分、学校では「述語」と教えてもらったでしょう。
  主語を結論する言葉だから「結語」といいます。

 この文の結語は「歩く」ですね。
  これを英語では『 walk 』といいます。

 これら二つの語を並べて『 I walk. 』とします。

 ★英文----------------------------------------

  「私は歩きます。」
     ↓
   『 I walk. 』

 ◆音声ファイル
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 ■ポイント解説
  主語になれる語を「名詞」または「代名詞」と言います。

 名詞とは、橋、川、国、本、鉛筆など、「ものの名前」のことをいいます。
  代名詞とは、これは、あれは、それは、わたし、かのじょ、等
  その名称や名前の代わりの言葉のことです。
  「代わりの名詞」だから「代名詞」といいます。

 先程の「 I walk. 」の主語は代名詞の「 I 」でした。

 「 walk 」など、主語の結語になれるものを「動詞」と言います。
  動詞をよく見るとその最後の文字が変えられることに気づきます。

 「歩く」は「歩け」「歩かない」「歩こう」など変えられます。
  だから動詞ということが分かります。

 しかし、いくら立派な英文と言っても I walk. では短すぎますよね?
  たとえば、これに「公園を」つけて「私は公園を歩きます」としてみたいし、
  また「朝早く」もそれにつけてみたいですね。

 さらには「彼(彼女)と一緒に」もつけてみたいものです。
  では、どのように考えたらよいでしょうか?

 そのためには「完成文」という見方を知ることが必要となります。
  「 I walk. 」は完成文です。なにも抜けてはいません。

 どうしてそのように言えるのでしょうか?

 それは簡単。
  「 walk 」は『自動詞』だからです。

 同じ動詞でも「自動詞」と「他動詞」があります。
  自動詞が主語の結語に使われると、その文は短いながら完成するのです。

 「動詞には自動詞と他動詞の区別がある」ということを
  まずは知ってください。

 

 

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            中級 No.001/365
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 ★今日の課題─────────────────

  「当該月の売上レポートは、遅くとも翌月の5日までに
    日英両文で提出するものとする。」
  _______________________

 ■英訳のポイント

 まず主語は何にしたらよいだろうか。そう、例によって「は」のつく
  「売上レポート」を主語にしたらよいだろう。
  英語ではこれは『sales report』とする。

 そしてこれに「当該月の」がついている。
  これは言い換えれば「その月の」という意味であることに気づいたら、
  しめたもの。

 ●「その月の」の「の」からだれでも of を連想するものであるが、
  実はそうではなく、これは「その月の分の」という意味合いであることを
  知ってほしいのである。

 その分から思わなければならないのは前置詞の for である。
  したがって正しくは The sales report for the month となる。

 するとその結語は当然ながら「提出する」のではなくて「提出される」
  というように正しく受身形にしなければならない。

 「提出する」は他動詞『submit』であるから次のようになる。

   The sales report for the month is submitted.

 加えてさらに「ものとする」は義務を表すから「・・・しなければならない」
  式の「提出されなければならない」としてやる。

 つまり上記の受身形 is submitted に助動詞の
  must を付け足せばよいことに気づく。そこで次のようになる。

   The sales report for the month must be submitted.(完成文)

 is が be になっている点に注意。

 ●これは助動詞が前に置かれたら
  「その動詞はその原型に戻らなければならない」という規則に
  従ったまでである。

 さてここで次のようにいろいろな付属品がこの完成文についている。

   The sales report for the month must be submitted.
    <遅くとも翌月の5日までに><日英両文で>

 ●「完成文に名詞をつけるなら必ずそこに前置詞が必要である」ことをここで
  思い起こさなければならない。

 「(いついつ)までに」は前置詞は『by』である。
  しかし「まで」ときたら前置詞は今度は『until』である。
  間違ってはならない。

 本文は明らかに「までに」である。『by』である。次のようになる。

   The sales report for the month must be submitted
    <遅くとも by 5th of 翌月><日英両文で>

 ●「翌月」はネコも杓子も、誰も彼もが『 next month 』とする。
  ある基準があって「その翌月」というときには
  『 the following month 』というように『 following 』を使う。

 「遅くとも」は『 at the latest 』という決まり文句があるからそれを使う。
  そこで次のようになる。

   The sales report for the month must be submitted
    at the latest by 5th of the following month <日英両文で>

 「言語、国語」をつなぐ前置詞は in である。例えば「英語で」なら
  in English である。

 本文は「日英両文で」といっている。
  これは「日本語 Japanese と英語 Englishの両方で」ということである。
  まず「両方で」を無視すると

   in Japanese and Englishということになる。

 これに「両方で」という意味をもつ副詞『both』をその前
  に置いてやればよい。 both in Japanese and English となる。

 ●前置詞があるときには副詞はその前置詞の「前に置く」のが通常である。

 ★英文(その1)────────────────

  「当該月の売上レポートは、遅くとも翌月の5日までに
    日英両文で提出するものとする。」
     ↓
   『 The sales report for the month must be submitted at (the) latest
    by (the) 5th of the following month both in Japanese and English. 』

 ◆音声ファイル
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 通常はこの英文でもよいが「日英両文で」とある以上、結語の動詞は
  「提出される」にプラスして「作成される」を入れないと、
  英文としては正確ではない。

 ★英文(その2)────────────────

  『 The sales report for the month must be prepared both in
    Japanese and English and submitted at (the) latest by (the) 5th of the
    following month. 』

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 ●語順の変更に注意。「短い部分を先に」という原則に立つものである。

 

 

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講師:中野幾雄 発行者:渡辺万三男 web管理:シェイクハンド

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